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2016.09.16 ご存じですか?散骨の正しい流れと粉骨の仕方

kizuna002昨今、日本でも墓への埋葬ではなく散骨を選ぶ方が増えてきています。
この事実に対し、世間一般の理解もかなり広がってきているといえるでしょう。
とはいえ、具体的にどうやって行うのか、また、散骨する際、遺骨をどのように準備するのかなど、知らないことも多いはず。
そこで、「散骨の流れ」と「粉骨の方法」について、具体的にご説明します。

何故散骨を選ぶのか。散骨のメリット

散骨を選ぶ人が増えた理由は、大きく3つ挙げられます。

1.費用がかからない

散骨は、お墓に埋葬するよりも費用がかかりません。
お墓の場合、その管理や将来の継承の問題があり、費用の心配をする必要があります。
しかし、散骨の場合は、供養する際には費用がかかりますが、その後費用をかけずに済みます。

そのため、若い方で喪主を務めなければならずお墓にお金をかけられない人や、将来子どもや孫の世代に迷惑をかけたくない人が、散骨を選ぶ(生前に家族に希望を伝えておく)ケースが多くあります。

2.好きな場所を選べる(故人を尊重できる)

一般的に、海や山などに散骨を行いますが、故人が好んでいた場所を選べることも理由のひとつとなっています。

3.自然に還ることができる

「人は土に還る」といいますが、このことばには、「死」を迎えたとき神様からいただいた体を自然にお返しする、という意味があるといいます。散骨は自然葬ともいいますが、この「自然に還る」という考えに基づき、散骨を選ぶ人もいるようです。

上記の他、「遺族だけで故人との思い出の場所で、ゆっくりお別れができる」という理由も挙げられます。

散骨をすると決めたら、場所決め

aff_data046散骨を行う場合、その場所にはいろいろな選択肢がありますが、自然の場所だからどこでもいいというわけにはいきません。法律上はっきりと規制されているというわけではありませんが、遺骨遺棄罪や墓地・埋葬等に関する法律に触れる可能性がありますので、気をつける必要があります。遺骨を粉末状態にして遺骨とわからないようにし、風評被害などをもたらさない場所で許可を得て撒く場合は、問題視されていません。

基本的に問題のない場所としては、海(沖合で漁場から離れたところで行う海洋葬)が知られています。

山の場合は、他人の私有地の場合、その所有者から許可を得る必要があります。また、自分の所有地なら問題はありませんが、川などの水源がないことを確認しなければなりません。ちなみに、国有地の場合も、原則として管理者に許可を得る必要があります。

樹木葬を行う場合、墓地として許可を得ている場所で墓石の代わりに樹木を植えるなら問題はありません。

粉骨する方法は?

散骨するためには、遺骨を粉骨する必要があります。方法としては、自分で行うか、もしくは業者に依頼するかのどちらかとなります。自分で行えば費用はかかりませんが、パウダー状にするまで砕くことは大変な作業ですのでおすすめできません。

粉骨サービスを行う業者であれば、スムーズに依頼が可能です。1週間ほどでパウダー状にして返送するところが多いでしょう。粉骨のみ依頼する方法、粉骨から散骨まで全てを依頼する方法がありますので、詳しくは業者に確認が必要です。弊社にも粉骨サービスがございますので、ホームページをご覧ください

樹木葬、山間散骨の場合

summer_mountain_010山への散骨は、散骨全体の5%程度ですが、最近少しずつ増えてきています。きちんとパウダー上に粉骨されていれば、許可を得た場所であれば散骨が可能です。法律上問題はありませんが、はっきりと合法であるともいえないグレーゾーンであるため、他人が所有する山間部に無許可で散骨をすると、自治体の条例では違法と定められている場合があったり、所有者や住民から風評被害を理由とし損害賠償請求をされたりすることもありますので、注意が必要です。

樹木葬は、基本的に遺骨を地中に埋めて、墓石のかわりに樹木を植える方法ですので、墓地として許可を得ている場所でしか遺骨を埋葬することはできません。墓埋法において「焼骨を土に埋める行為は、墓地以外区域にはしてはならない」というルールを定めているからです。遺骨をパウダー状にして撒くのであれば、散骨とみなされることもありますが、その場合も、人が行き来する場所に撒き、花束などを置いて弔うことはマナー違反とみなされるでしょう。

海洋散骨の場合

許可がある場所であれば、海での散骨による葬送が可能です。ただし、沖合まで出なければならないのでボートなどを手配する必要があり、料金が高くなることがあります。業者に依頼する場合も、個別での散骨、合同での散骨、業者に撒いてもらう委託散骨などの方法があります。

散骨後の供養について

海や山に散骨した場合の供養の方法ですが、ときどき散骨した方向に向かって拝むことで、故人を弔うことができるのではないでしょうか。自然に還り眠っている故人がやすらかに眠れるよう、そして、遠くから見守ってくれるよう祈ることが大切でしょう。

樹木散骨、山間散骨をスムーズに

散骨は違法ではありませんが、グレーゾーンな部分がありますので、節度をもって行う必要があります。特に山間散骨の場合、私有地であれば別ですが、通常、山の所有者に許可を得るのはとても大変です。

やすらぎの郷なら、専用の砕骨場をご用意しておりますので、お手元にある故人のご遺骨の散骨を希望される方は、当社までお問い合わせ下さい。お電話で詳細をご説明させていただきます。

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