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散骨を選んだ芸能人とその理由

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亡くなった人の遺骨をお墓に埋葬するのではなく、海や山などにパウダー状にして撒く「散骨」。最期は自然に還りたいという生前からの本人の意思、もしくは遺族の考えなどにより、この散骨を選択するケースが増えてきています。

散骨の方法は複数の形があり、海洋葬、樹木葬、山への散骨などさまざま。また、遺骨の全てを撒いたり、分骨して一部だけを撒いたりする人もいます。このような自然葬や分骨することに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、織田信長、豊臣秀吉などの武将の墓は各地に点在しており、昔から分骨が行われていたことがわかっています。

また、散骨もごく最近に始まったことではなく、以前から選ばれていた葬送方法であり、過去には私たちがよく知っている人物もさまざまな自然葬を行った事例が多くあります。

そこで、このページでは、散骨した日本、および海外の有名人・芸能人の詳細をまとめました。

日本人で散骨を選んだ芸能人

◆沢村貞子

【職業】女優、エッセイスト
【没年】1996年8月16日
【散骨した場所】相模湾
先に亡くなった夫の遺骨と一緒に散骨することを故人が望んでいたとのこと。
生前は、「葬送の自由をすすめる会の顧問を務めていました。

◆石原裕次郎

【職業】俳優
【没年】1987年7月17日
【散骨した場所】湘南の海
国民的大スターとして多くの人々に愛されていた石原裕次郎さん。湘南は、本人が好きで何度も足を運んだ場所でした。
一度は許可されず諦めた散骨でしたが、その後、遺骨の一部のみを散骨することができたとのこと。

◆横山やすし

【職業】漫才師、タレント
【没年】1996年1月21日
【散骨した場所】宮島競艇場/厳島神社(大鳥居)付近
故人の遺志により、遺骨の一部を散骨。

◆hide(元XJAPANメンバー)

【職業】ミュージシャン
【没年】1964年12月13日
【散骨した場所】ロサンゼルスの海
四十九日法要をもって、神奈川県三浦市の三浦霊園に遺骨を納骨。一部が散骨されました。

◆荒井注

【職業】コメディアン、俳優
【没年】2000年2月9日
【散骨した場所】オーストラリアのケアンズ沖
葬儀の際は、参列者の「なんだバカヤロウ!」の声で見送られた荒井注さん。故人の遺志で散骨されました。

◆立川談志

【職業】落語家
【没年】2011年11月21日
【散骨した場所】ハワイのハナウマ湾、その他故人が勝手に「ダンシビーチ」と名付けていたお気に入りの海岸など。
合計3ヶ所の海に遺骨の一部が散骨されました。故人が家族に「海に撒いてほしい」と伝えていたそうです。

◆梨本勝

【職業】芸能リポーター
【没年】2010年8月21日
【散骨した場所】東京湾
生前は船を所有しており、海が大好きだったため散骨を選択。家族で執り行ったそうです。

◆安岡力也

【職業】タレント、俳優、歌手
【没年】2012年4月8日
【散骨した場所】ハワイの海
闘病中の力也さんが、よくハワイに行きたいと言っていたとのこと。長男が散骨したそうです。

海外で散骨を選んだ有名人

◆ヴィヴィアン・リー

【職業】女優/『風と共に去りぬ』に主演女優でした。
【没年】1967年7月8日
【散骨した場所】イングランド南部ティッカ・ミル湖
生前から散骨を希望していたそうです。

◆マリア・カラス

【職業】オペラ歌手
【没年】
【散骨した場所】エーゲ海ギリシャ沖
死後2年経過した後に、故人の遺志により行われました。

散骨は昔からある葬送です

散骨は最近になって始まったものではありません。昔から行われている葬送方法であり、有名な方も散骨を自ら選び、家族のその遺志を尊重して選択するケースが多いことがわかります。

その理由は、海で眠りたい、自然に還りたい、お墓の継承者がいない、金銭的な問題などさまざまですが、当社なら、自治体の条例を気にしたり許可などを取ったりすることなく、散骨が可能。専用の散骨場が山林にございますので、山への散骨や樹木葬などの自然葬ができます。

散骨に関心をお持ちの方のお悩みや不安、疑問などがございましたら、真摯に対応させていただきますのでいつでもお問い合わせください。なお、生前予約も承っておりますので、まずは、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

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